ベスト8
第96回天皇杯4回戦、柏1-3湘南。
5月のカップ戦vs鹿島以来、今季2度目の逆転勝利。
試合前にゲン担ぎで食べたカツサンド。
前日までの寒さが嘘のような暖かさと陽射しのなか、今シーズンリーグ戦で2引き分けの柏レイソルと敵地で対戦。ちなみに個人的に千葉でのJ観戦は初。
前半こそ均衡した展開で先に失点、その他にも相手のシュートミスやバーにも助けられるなど、今季の悪い時の流れが頭をよぎったが、後半途中からは運動量で相手を上回り出して徐々に湘南ペースに。これは前半からジネイや高山、山田直の前線からの追い回しやプレスがボディブローのように効いていたからだと思う。24℃にもなったという気象条件はどちらも一緒。
仕掛けて得たセットプレーから三竿FK→バイア→ジネイで同点、石川の持ち上がりから中央でパスを回して藤田征→高山で勝ち越し。最後は自陣からジネイ→長谷川のドリブルから最後は大槻が右足で流し込んで勝負あり。
石川がポジションをいくつも変わる中、バイアや菊地ら周りの選手達のフォローもあっていずれも卒なくプレーし、能力の高さを証明したと思う(あとはゴールのみ)。大槻のゴールは言うまでもなくずっと待望していたもの。GK梶川も終盤のピンチもしのぐなど全体的に大きな破綻なくプレーし今後の更なる活躍に更に期待したい。
もっとも印象に残ったのはここ数試合で心技体がもっとも充実しているように見える山田直輝。攻撃時はスキルフルに、守備時は体を投げ出すほどの積極的なプレスでチームの守備を助けるプレーに感動した。
これで2011年以来の天皇杯ベスト8に名を連ねた。タイトルに繋がる試合に勝ったのだから当たり前かもしれないが、試合後の選手の充実した表情を見るとサポーターの心配をよそに自信を持ってこの試合に望んでいたのだと言うことを感じられた。
準々決勝の大宮戦までだいぶ時間が空くので来季のことも含めて日々の過ごし方が難しそうだが、ベトナム遠征もあるとの事なので、まだまだ今季のチームが強くなる可能性を信じて年末を楽しみにしたい。
じゃんぼ